発達障害/不登校

聖進学院のユニバーサルデザイン授業

聖進学院では単にクラス別に授業を行うのではありません。ユニバーサルデザイン化された合理的配慮の中で、どんな生徒でも参加でき、理解できる授業で学習を進行していきます。

「ユニバーサルデザイン化された授業」といっても難しいことはしているわけではありません。どんな生徒でも参加しやすく、少しでも過ごしやすい環境を作っているだけです。

そして、未来に進むために必要な「力」を自然と身につけてもらい、あなたが本当に望む進路の手助けをしています。

自己理解と自己開示

3年間で社会に出る準備プログラム

3年間の学習と学校生活の中で「自己理解」深め、必要な時に「自己開示」ができるようになるために、聖進学院では、段階を追ったサポートと、ユニバーサルデザイン化した授業プログラムを取り入れ実践しています。

※ ユニバーサルデザイン化した授業とは、視覚優位の生徒、聴覚優位の生徒、書字が苦手な生徒などそれぞれの特徴に配慮した授業のことです。だれもが参加しやすく、理解できる授業のことです。

自己理解

発達の凹凸の仕方は人それぞれなので、困りごとも人によって違います。今何ができて何ができないかを生徒・保護者・教員が共通理解する必要があります。聖進学院では、一番本人にあった指導をするための方法を探し、それを関係者全員で共有し、本人が理解できるように育てます。

自己開示

長所を伸ばし、短所を工夫して補うためには、できないことは無理せずに周囲の人にお願いする力を身につけなければなりません。その力を授業や行事などを通じて育てます。

聖進学院のケーススタディ

ユニバーサルデザイン化の授業実例

聖進学院のトレーニングプログラム

認知機能とソーシャルスキルの向上

認知機能向上トレーニング
(コグニティヴトレーニング)

学習の土台となる「見る力」「聞く力」「覚える力」といった認知機能を向上させるトレーニングを行っています。このトレーニングの成果によりノートをとったり、話や指示を聞いたり、計画を立てたりする力を向上させ、日々の学習に取り組みやすくしていす。

ソーシャルスキル向上トレーニング

生活に必要不可欠な人との付き合いの方(ソーシャルスキル)を学ぶ取り組みも実施しています。日常にある具体的なシーンを想定して「挨拶」や「自分の気持ちを伝える」「相手の気持ちを(察し)理解する」といったソーシャルスキルを段階的に学んでいきます。学んだソーシャルスキルは、休み時間や学校行事なで実際に体感(体験)し身につくようになります。

一般的な「勉強」と違って習慣化し実践できるようになるには時間が掛かりますが、1年後には大きく「変わった」事を本人も周囲にいる人が感じる事ができます。