聖進学院について

聖進学院は通信制高校のサポート校です。聖進学院に入学した場合の提携先高校との関係などについてご案内します。

通信制高校とは

今では全国で20万人以上の生徒が通っており、全日制高校、定時制高校以外の新たな高校進学の形として定着をしてきています。高校には、通信制・全日制・定時制と3つの教育課程があります。通信制高校は、”通信による教育を行う”形の学校のため、登校日数などが全日制・定時制と異なりますが、卒業時に得られる高校卒業証書は全く同じものになります。

”高校卒業”となるためには、全課程共に3年以上の在籍期間を満たしている必要があり、通信制高校でも最低3年間は在籍しなくてはなりません。ただし、転入や編入の場合は、以前の学校の在籍期間も含めて3年以上となるので通算でも問題ありません。また、3年間の中で74単位を修得すれば卒業できるという「単位制」を採用しており、留年という考え方もありません。

通信制高校への登校は、全日制や定時制と異なり毎日通学する必要はありません。通信制では、週何回通うかを自分で選択できる場合や年1回の合宿に参加するという形になります。授業もスクーリングという登校日に授業を受け、その他に自分でレポートを提出し、テストを受けることで単位を修得します。結果自分の時間を持ち有効活用出来ることとなります。

通信制高校では単位制・2学期制を採用している学校が多く、新入学や編入学は4月と10月に行われる学校がほとんどです。また、転入は随時入学が可能となっています。また、通信制高校も、全日制高校と同様の奨学金制度を利用することができます。奨学金は、公的なものや都道府県・市区町村で行っているものなど様々あり、利用する事が可能となっています。

聖進学院が連携している「大智学園高等学校」は福島県川内村認可の一条校として、単位制(=通信制)という形で県外の生徒も対象に教育活動を行っており、卒業証書や奨学金の利用は全日制高校などと同じように全て利用が出来ます。

サポート校 聖進学院について

聖進学院(サポート校)とは高等学校ではなく、通信制の高等学校を卒業するために必要な勉強を指導する教育機関です。 ですから、聖進学院入学と同時に通信制の高等学校(大智学園高等学校)にも入学します。そして通信制の高等学校の学習課題であるレポートの作成とスクーリング、単位認定試験の勉強を聖進学院の授業で学ぶことで、所定の年限で高等学校を卒業できます。

高校全入時代を迎えた今、なぜサポート校に入学する生徒がいるのでしょうか。それは、不登校や学業不振のために全日制高校の単位認定基準を満たせず、途中で高校卒業をあきらめる生徒が少なくないからです。

私たちはこのように様々な理由で高校卒業が困難な生徒を受け入れ、社会で自立して生きていける能力を身につけてもらい、社会へ送り出すことこそ聖進学院の社会的役割だと考えています。

サポート校だからこそ学習指導要領だけに縛られることなく一人ひとりの能力に応じてきめ細やかな指導ができるのです。

大智学園高校について

大智学園高等学校は聖進学院との提携を行っている通信制高校です。従って3年間在籍し条件を満たすことで「高校の卒業証書」を得る事が出来ます。

大智学園高等学校は学校教育法第一条に則った高等学校です。卒業資格は、大学受験や各国家資格、採用試験などにおいて、全日制高校の卒業資格と同等に扱われます。

聖進学院を卒業時には、提携校である通信制高校「大智学園高等学校」の卒業証書が授与されます。全日制や定時制の高等学校卒業と何ら遜色のない高校卒業資格です。

概要

  • 本校所在地:福島県双葉郡川内村大字下川内字宮渡18番地7
  • 東京校所在地:東京都新宿区北新宿1-21-10
  • スクーリング会場:福島本校・東京校
  • 学校設立:平成18年4月
  • 現在在校生:900名以上
  • 卒業生実績:4500名以上